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新仕様実装

Array.prototype.includesが実装された

概要 配列に指定した値が含まれているかどうかの真偽値を返すメソッドである。

RegExp.prototype.flagsゲッターが実装された

概要 正規表現オブジェクトのフラグが何か取得するためのゲッターである。

ユニコードエスケープシーケンスが拡張された

概要 今まではサロゲートペアによる文字を1シーケンスで表すことが出来なかったが、ES2015では『\u{xxxxx}』の形式で「0xffff」を超える文字コードを表すことができる。

テンプレートリテラルが実装された

概要 テンプレート文字列を記述できる構文が実装された。

@@toStringTagが実装された

概要 例えば『Object.prototype.toString.call([])』と呼ぶと、『"[object Array]"』と帰ってくるが、 その「Array」の部分をどういう表記にするか設定できるビルトインシンボルが実装された。

プロパティの短縮定義記法が実装された

概要 オブジェクトリテラルが拡張されてプロパティを短く定義できるようになった。

正規表現のyフラグが実装された

概要 文字列の特定の位置からマッチさせたい時にyフラグを用いると、lastIndexの位置からのみマッチするようにできる。

メソッド定義記法が実装された

概要 オブジェクトリテラルが拡張されてメソッドを短く定義できるようになった。

@@unscopablesが実装された

概要 with文に与えたオブジェクトの特定のプロパティがスコープに含まれることを防ぐための、 ビルトイン"unscopables"シンボルが実装された。

アロー関数が実装された

概要 ES2015を象徴する機能である、アロー関数構文の実装がついにV8で始まった。

2つのStringメソッドが実装された

概要 サロゲートペアを考慮して、String.fromCharCodeとString.prototype.charCodeAtと同じ働きをする String.fromCodePointとString.prototype.codePointAtメソッドが実装された。

型付配列に配列と同じメソッドが実装された

概要 ES5までは型付配列で配列のようなメソッドを使うことが出来ず、度々不便なこともあったが、 ES2015から多くの配列と同じメソッドが使えるようになった。

いろいろなオブジェクトに@@iteratorメソッドが実装された

概要 イテレータが期待される場面で呼ばれるビルトイン"iterator"シンボルメソッドが、様々なオブジェクトへ実装された。

{Map,Set}.prototype.{values,keys,entries}が実装された

概要 Array.prototype.{values,keys,entries}と同じような要領でコレクションを列挙することができる。 列挙される順序はコレクションに加えた順序と同じであることが保証される。

Array.prototype.fillが実装された

概要 配列の指定した範囲を、指定した値で満たすことができる、破壊的メソッドである。

{Map,Set}.prototype.forEachが実装された

概要 Array.prototype.forEachと同じような要領でコレクションを列挙することができる。 列挙される順序はコレクションに加えた順序と同じであることが保証される。

String.prototype.normalizeが実装された

実装されたメソッド String.prototype.normalize(form = "NFC") form(初期値:"NFC")の形式で正規化した文字列を返す

Object.setPrototypeOfが実装された

実装されたメソッド Object.setPrototypeOf(target, proto) targetオブジェクトのプロトタイプをprotoに設定する 返り値はtargetで、protoはオブジェクトまたはnullである必要がある

Object.getOwnPropertySymbolsが実装された

実装されたメソッド Object.getOwnPropertySymbols(obj) オブジェクトが持つ全てのシンボルキーの配列を返す (文字列キーにおけるgetOwnPropertyNamesのシンボルキー版) シンボルに付いてはコチラの記事を参照

Numberコンストラクタに新しい関数と定数が実装された

概要 NumberコンストラクタにES2015で追加された3個の定数と6個の関数が実装された。

新しいMath関数が実装された

概要 ES6で新しく入った16個(?)のMath関数の実装が始まった。 (ただしMath.imulは暫く前から実装済み)

ArrayBuffer.isViewが実装された

実装されたメソッド ArrayBuffer.isView 指定したオブジェクトが、TypedArray(型付配列)やDataViewかの真偽値を返す より正確には…… 『ViewedArrayBuffer』内部プロパティを持っているかどうか これはArrayBufferへのインターフェイスを提供してくれるような…

配列操作のメソッドが2つ実装された

実装されたメソッド Array.prototype.find 指定した関数に、配列の要素を順に与えて呼び出し、その関数がtrueを返したときの要素を返す Array.prototype.findIndex 同じく、要素のインデックスを返す 要は指定した条件に合う配列の要素や、要素のインデック…

文字列操作のメソッドが4つ実装された

実装されたメソッド String.prototype.repeat 文字列を指定した回数だけ繰り返した、新しい文字列を返す String.prototype.startsWith 文字列が指定された文字列で開始されているかの真偽値を返す String.prototype.endsWith 文字列の終端に指定された文字列…

新8進数と2進数の数値リテラルが実装された